代表挨拶 Message

光が切り拓く
新たな研究開発拠点形成
革新的な光技術の
基盤技術開発・応用へ
「光医学・光生物学・化学分野で
国内外トップクラスの拠点目指す」

研究グループ代表 森田 明理

名古屋市立大学では、紫外線から可視光・赤外線まで、あらゆる光の波長特性を最大限に活用し、皮膚疾患、免疫制御、組織修復など幅広い医療分野において、新たな治療技術の開発に取り組んでいます。医学・薬学・工学は本学の強みであり、本拠点のように光を軸とした学際的な研究グループは、他に類を見ません。

私たちは、医学の枠にとどまらず、光が関わるあらゆる生命現象の研究と応用を推進し、革新的な光技術の基盤を整備することで、国際的な研究拠点を目指しています。この取り組みは、名古屋市立大学「なごや先端研究開発センター」(※2)が、先端的で国際性の高い世界トップレベルの研究拠点形成を進める「卓越研究グループ支援事業」(※3)に採択された2グループのうちの1つとして、2023年12月に発足しました。
私たちの最終目標は、「難治性疾患やがん治療に新しい技術を導入し、免疫制御のメカニズムを解明し、新たな治療アプローチを確立する」ことです。これを実現するため、以下の4つの研究テーマを設定し、基礎研究から技術基盤開発、システム構築、応用・社会実装までを一貫して進めています。

  • 光の波長特性を活かした難治性疾患への基盤技術開発
  • 糖・腫瘍ホーミングペプチド連結クロリンe6を用いた次世代光線力学によるがん免疫への影響解析
  • 光線による免疫制御の基礎的解析
  • 光を自在に操る最先端フォトニック結晶技術の開発

さらに、植物の成長制御への応用など、光を活用するあらゆる分野の研究者に参画を呼びかけています。本拠点では、年間10回の領域横断的な研究会の開催、ラボミーティングの相互参加、抄読会の実施などを通じて、研究者間の連携を深めています。また、大学院生をはじめ、多くの若手研究者の育成にも力を入れています。

本拠点のような研究グループは世界的にも希少であり、医学・薬学・工学を基盤に、さまざまな分野での「光」の応用を推進することが、私たちの使命です。

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